五行類型論(体癖)の活かし方について


 ここまで個性の一要素である五行類型論(体癖)について、その概要を含め、私が体験したか又は気づいた活用方法を書いてきました。

 

 個性における五行類型論(体癖)の位置づけや判別方法および各体癖の特徴などを理解することで、自分の特徴はもちろんのこと、他の様々な人々のことも深く理解できるようになると思います。

 

 このことによって、日常生活はとても自然なものとなり、余計な悩み事や無意味な努力をすることなく人生をより容易に歩めるようになれると思っています。

 

 五行類型論(体癖)は、自分の広義の肉体的(生理的)特性やその生理的欲求から派生するものなので、とても基本的なものでありかつ最も強く影響を与えるものと思われますから、これに逆らって生きたり、理想とする自分になろうとするのは、基本的に不自然だし、有害だと思っています。

 

 ただ個性全般について言えることかもしれませんが、体癖について私が思っていることは、体癖はあくまで広義の肉体に係る個性だということです。

 

 人間は、広義の肉体だけの存在でないと思うのです。広義の肉体を統制している何らかの別のエネルギーがきっとあると思います。それは、エーテル体アストラル体メンタル体魂(コーザル体)などで表現されるのかもしれません。

 

 これらは、星々や太陽や惑星が有するエネルギーの影響を受けているではないでしょうか。

その広義の肉体以外の体や魂に宿る良心意識は、広義の肉体を知覚するとともに統制しているように感じています。

 

 これは、人の人生観とも深く関係するでしょうから、あくまで個人的な考えとして読んでください。

 

 私の考えは竹下雅敏氏の思想の影響を大きく受けているのですが、私の人生の目的は、日常生活でいろんな経験を通して「愛」の精神を育むことだと思っています。

 

 そのようにできているかどうかは分りませんが、そう思って生活しています。

 

 色々な人生経験の中でも特に伴侶との関係性を含めた経験は、人生の目的という意味においても貴重だと思っています。

 

 人の人生においてよい伴侶と必ず巡り会えるかどうかはわかりませんが、人生にとってやはり最も大きなテーマであると思います。

 

 結ばれるかどうか別として、伴侶との出会いやその選択においても、また結ばれた伴侶との生活を楽しく有意義なものとする為にも、第一に広義の肉体の特徴である五行類型論(体癖)を理解して知っていることはもちろんとても有用だと思います。

 

 そして、前述しましたように体癖に逆らわず、体癖を理解し、体癖を意識して生きることが重要だと思っています。

 

 ただ「体癖に逆らわず」とは、体癖の赴くまま、肉体的欲求(生理的な思い)のまま生きるという意味ではありません。

 

 その肉体的特徴に感謝した上で理解し、その特徴を最大限に生かし生活しつつも、

 絶えず言動に及ぼす体癖の影響を意識し、

 他人や友人や伴侶に対する人間関係において、

 体癖的には理解できなかったり、体癖的には自分はこうしたいと思っていても

 相手のことを考えてあえて相手の為に、

 必要に応じてその言動を控えたり、止めたり、変えたりすることだと思っています。

 

 このようなことも、五行類型論(体癖)のことや自分の体癖を知っていて意識しているからこそ、できることだと思っています。

 

 みなさまも自分の体癖がわかって良かったことや、このように生かしているというような体験がございましたら、よろしければ他の人々の為にもコメントしていただけたら、幸いです。

 

宜しかったら、コメントお願い致します。